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バランススコアカード|経営マネジメント|事業内容

戦略統合の新たな地平へ


日本企業・団体のマネジメント土壌への適合性

バランススコアカード(BSC)は、約10年前に管理会計学者Robert KaplanとコンサルタントDavid Nortonが提唱したマネジメント手法であり、米国ではすでにスタンダード化しており、着実に導入企業・団体が増加しています。日本でも近年注目を集め、導入企業や団体が増えています。
これまでのような財務指標にフォーカスした経営は短期視点に偏ってしまいます。持続的に価値を高めるためにはバランスを保たなければなりません。BSCでは財務以外の指標も含めてマネジメントするという考え方です。
「顧客」や「社員」へも視点を当てていることから、日本企業のような経営風土に適合しやすく、中堅・中小企業、あるいは病院や自治体等の公共機関・NPOでの導入事例が増えていることからも、そのことが確認できます。


戦略統合マネジメントフォーマットとしての独自の活用

BSCは、非常に注目されているからこそ私たちは次の点に注意を払うべきであると考えています。

ひとつは、「スキルオリエンテッド」への警鐘」。BSCを技術主導で実行すると、追いかける指標ばかり増え、本来の効果に対する議論や目的を忘れてしまいがちになることです。

そして、「実行・調整の重要性」。システム化とフォーマット化だけでなく、実行・調整を繰り返すことで、常に創造的な経営を行っていくことが必要です。
私たちは、優れた可能性があるBSCを単なる流行のツールに終わらせることなく、導入企業団体の特性に合わせて実行支援することを最も重要視しています。

つまり、BSCは単なる目標管理や評価制度のツールではなく、企業・団体が常に価値を増幅し続けていくための戦略統合マネジメント手法であると考えています。

そのためには、BSCの導入段階のミッション設計、目標値定量化を含む実行へのファシリテーションが極めて重要になります。
そして仮説~検証を含めた独自の活用を、その企業団体ごとに定着させていくことを目指します。
個々の分野、業界のエキスパートを統合したサポートシステムにより、トータルかつ実質的なBSC活用の支援が可能です。


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