重要性が増すコミュニケーションマネジメント
企業・団体が経営活動を進めていくために最も重要なテーマのひとつがコミュニケーションマネジメントです。
日本は、歴史的にも仲間たちとの意思疎通に優れ、欧米の研究対象になってきました。一方、文化的背景の共有度の高さが、逆に「暗黙の了解」として実質的なコミュニケーションの阻害になっていることもあります。
特に、現在のようにグローバル化が進み、人々の嗜好性がますます多様化してくると、ステークホルダーとのコミュニケーション活動が極めて重要になってきます。
私たちがコミュニケーションマネジメントのサポートとして重視しているのは、次の点です。
- ・ 経営・ビジネスの背景や考え方、外的環境等のコンテキストを関係者間で常に共有する仕組み
- ・ 効果的な会議運営を中心にした連絡、調整、統合の各コミュニケーションステップのシステム化
- ・ 他のマネジメント手法と有機的に連動するコミュニケーションの体系化
- ・ テクノロジーの側面から見たコミュニケーション
情報通信技術とコミュニケーションスタイルの革新
情報通信技術・インフラの急激な進展が大きくコミュニケーションに影響を与える点は、極めて重要です。特に、映像・動画・音声を活用するコミュニケーションは、通信インフラのブロードバンド化、端末技術の進展、いわゆる「ユビキタス社会」への急激な傾斜とともに、バーチャルリアリティを越えた、ワークスタイルやライフスタイル自体に大きな影響を与えることが想定されます。
コミュニケーションに関わる新たなインフラやメディアを、どのように企業・団体に組み入れ、新しいコミュニケーションマネジメントとして、具体的なファシリテーションを行っていくことが、我々が担っている大きな役割のひとつであると自負しています。
ルネッサ総合研究所では、技術・プログラム・ファシリテーションの各専門部隊の一体化により、新たなメディア利用と、それによる情報の蓄積と活用を含めた、トータルなコミュニケーションマネジメントの確立と運用の支援を行ってまいります。